Stardust Fabric Box

designed by the world I see. Journey, Fashion, Sake, Technology, Books, Medical, Art, and You...

桜都寮〜タメと上下と時々OB〜

f:id:amaguy:20140419192556j:plain

前回の記事:「桜都寮〜次世代のリーダーへ〜」に引き続き、今回も桜都寮の記事です。前回は桜都寮全体のことを紹介しました。今回は桜都寮に関する個人的な意見や寮生活を通して僕が感じたことを綴っていきたいなと思います。
 
というわけで、お約束のセンテンスを
この記事の内容は、完全に一個人の意見です。桜都寮を代表しての意見みたいに受け取んないでください。お願いします。気楽にいきましょう。来年度入寮を希望している方、独断と偏見で主観的に質問に答えます!コメント・メールお待ちしてます 。連絡先はプロフィールの方にあります。
 
桜都寮…。改めて考えるといままでの2年間のキャンパスライフに占める割合がとても大きく、とてつもなく濃い。なにから書いたらいいかわかんなくなりそうです笑。1人の寮の先輩との出会いが大学生活の全てのきっかけでした。楽しかったこともしんどかったこともたくさんあるし。桜都寮から、寮生活から、僕が得るに至った「考え」を書いていこう。つらつらと。
 
寮生と話していて新しいことや考え方に気付くことは多いです。大学が全国から人が集まる場所であるため、寮もまた全国各地から人が集まりまるからです。超絶アスリートにオタクにサブカル娘などなど。寮に入ってくる学生各々が独特のキャラをもっていてバラエティに富んでいます。色んな地域から色んな個性をもつ学生が80人も集まっている。それだけでワクワクするし、一緒にメシを食べてたくさん話してまたまた個々のもつカラーを見つけていける。そんな環境が他にありますか? 
 
もちろんそれだけの人数が一カ所に集まっていれば、色んなことがおきます。気の合わない人もいます。それでもお互いが最低限の礼儀や接し方を身につけて、一緒に生活していきます。社会における人間関係をぎゅっと凝縮したような特異性が桜都寮にはあります。そんな環境にいたからか、僕は僕自身の人との関わり方が変わったと思います。ここでは詳しく書きませんが、「なぜ強く主張すべきなのか」「ここは相手の意見を受け入れるべきタイミングか」というような自分の中で周りの人と関わっていく上での規範意識みたいなものができました。
 
OBOGの方々。桜都寮は僕の入学入寮時点で8期。今年第9期生が入ってきました。だいたい5期ぐらいまでは知っている先輩がいるんですが。すでに卒寮している先輩方と別の場面で会うということは意外と多いです。サークルで仲良くなった先輩と話してて「おっふみきも寮はいってんだ」「先輩もですか!2個上だから6期ですか?」なんてことにもなります。Cap5のファッションショー(→関連記事:Cap5 Fashion show 2013)のあとに労いにきてくれたOBOGが寮のBBQで仲良くなった先輩だったなんてこともありました。寮の体制が整ってない黎明期の貴重な話を聞いたりと、とても大切な繋がりです。卒寮してからも時折セミナーに顔をだしてくれたり、ごはんに連れて行ってくれたりした時『一度繋がったら、消えないな』って思います。
 

f:id:amaguy:20140419193207j:plain

桜都寮は首都大の学部1.2年生で構成されています。四六時中一緒に生活を送っているのでヨコのつながりもタテのつながりも強くなります。なので先輩後輩の関係性は大事な要素だなと思います。僕は基本的に年上ってだけで尊敬したりすることはないんですけど、「この人すごい!」って思えるひとにいっぱい出会えました。
 
寮生活を送っていて’’尊敬する''ってどういうことなんだろって考えたりします。例えば、敬語。海外だったらありえないけど日本だったら当たり前のように敬語があって。普段あまり意識して使ってないとそれほどストレスじゃないけど1つ1つ「なんでこの人に敬語使ってるんだろ?」って考えてると結構「敬語」ってきついんです。尊敬してない人でも先輩だから年上だからってことでいちいち敬語使う。敬語って敬うときに使う言葉だから尊敬してる相手に使ってるときは自然な感覚ですけど。内心「たいしたことない」って思ってる人に対して使うのは僕にとってきつかったりします。その人が尊敬しうる人かどうかの尺度は一元化できないので、お互いが自分を「どう見せるのか」「どう見られているのか」を意識する必要があるんだなって思いました。これは寮生活に限った話じゃなくて、どこでも応用できるんじゃないかなと思います。じゃあ海外なら? 敬語って前段階がないのでその分ダイレクトに自分の魅力が伝わるように配慮しなくちゃいけない。
 
話が拡がりすぎますね。ここで寮生活の話に戻しましょう。
 
今年僕は2年生になって後輩ができました。もちろん寮内でも。みんな可愛いですね、弟妹のような感覚です。しっかりしてるやつをみればこれからどんなことをするんだろうと楽しみになるし、何にでも興味を示して素直な子はこれからどんなカラーをだすんかなとワクワクします。議論をしててばちばち意見をぶつけてくる後輩も大好きです。去年の自分を思い出します。ふとしたとき、後輩とか全員タメ口きいてくれればいいのにと思います。敬語がなければ後輩への遠慮もない。フラットな関係でこそ生まれるアイデアもあるでしょう。寮で敬語禁止週間とかやってみたい。なーんておもったりします。
 
なんでぼくがこうして先輩後輩の関係に注目してるかっていうと、自分と周りの人との理想的な関係や距離感を模索してるからなんです。僕と一緒にいることで、その人に良い作用が出来たらいいなって思うんです。
 
選択の幅がたくさんあるということは素晴らしいことだなと思います。良いモデルケースも悪いモデルケースもたくさんみる。自分に合うモデルケースも合わないモデルケースもたくさんみる。その中から自分にとってベストな要素を見つけて取り込んでいく。そういう自分のカラーを見つけていくことが桜都寮ではできるのだと思います。
僕は成長の第一歩って模倣から始まると思うんです。何事も無から有を創りだすのは難しい。自分の内側にある興味関心「自分が何をしたいのか」がちゃんとわかっているといいんですけど。そういう人ってそんなに多くないんじゃないかな。ぼくは大抵とりあえずやってみて分かるってことが多いです。それをやってみるきっかけはちょっとした好奇心だったり、友達の誘いだったりします。他人が生み出した価値だったりフィールドのなかでまずやってみて。そこから自分のしたいことや次に何をするのかを手繰り寄せる。自分のアイデンティティやカラーというのは、そうやって生まれるのではないでしょうか。そしてそういうプロセスのためのリソースが寮には満ちていると思います。桜都寮には個人の興味や寮との関わりかたなどに対して、たくさんのモデルケースがあるんです。

 
寮生の多様性・OBOGの方々との関わり・上下関係・ロールモデルなどいくつかの視点で、桜都寮について書いてみました。もしこれを読んだ人が、桜都寮に興味をもっていただけたらいいなと思います。僕をとりまく桜都寮まとめでした!