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旅した国々シリーズ③ハンガリー

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僕が住んでいた八王子市は山に囲まれていて朝晩の冷え込みが日々強まってます。冬服は好きなんで、少なからず楽しみです。

 
さて旅した国々シリーズ第3弾は「ハンガリー」です。昨年2012年の夏に約10日間ハンガリーに行ってきました。みなさんハンガリーといったら、何を想像しますか?ぼくが最初に思いついたのは東欧で、、、革命のおきた国だったかな…ぐらいでした。
 
今回、ハンガリーに関してぼくが特筆したいのは昔ながらの街並みについてです。前回の記事でとりあげたシンガポールと異なり、ハンガリーでは何十年何百年とある街並みが充分に活かされた国だったと思います。
 
主に滞在したのは、首都ブダペスト。空港からタクシーで宿のある街の中心部までの道でぼくはすっかりハンガリーに魅了されてしまいました。目の前を過ぎ去っていく建造物の一つ一つが本当に綺麗なんです。行ったことのある人は、是非東京ディズニーシーホテルミラコスタをイメージしてください。日本にあるものでそれが1番近い雰囲気・景観だと思います。街全体がディズニーリゾートのような、っていったら大袈裟かもしれないですが。街全体がホテルミラコスタのようなものだと思ってください。その場所にあるのが当たり前であるという風に街全体が一体となっていました。
 

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その異質さをもって、ハンガリーは日本人の僕を魅了してくれました。
 
街のいたるところにある歴史的建造物や記念碑、オープンテラスカフェでは必ずグヤーシュがある。そして水着だけもってふらっといけるホットスプリングの数々。幻想的にしてリラックスできる街がそこにありました。
 

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とくに、グヤーシュ。これはハンガリー名物でパプリカとチキンのスープです。注文する店によってちょっとずつ工夫されていて、毎回飽きずに楽しめる。サワークリームがトッピングされていたり、チキンの大きさが違ったり。ぼくは昼食のたびに注文してました。
 
食べ物も、景観も、本当に素晴らしかったです。ここで1つ本当に印象的だったエピソードを紹介します。
 
ある日の夜、僕が街をふらふらと歩いていたら中心部に向かって歩いていく集団に遭遇しました。それもかなりの規模。多少酔っぱらっていた僕は、流れにのってついていきました。ビール片手に笑。するとその集団は街の中心にある橋「鎖橋」に向かっていました。そこではスピーカーから流れる大音量の音楽、持っていた人の名前が書かれた色とりどりのスカーフが舞い、世界各国の国旗が振られる大行進が行われていました。「私たちは繋がっている」「世界は一つだ」スピーカーから発せられる力強いメッセージがそこでは響き渡っていました。
 
このときほど世界の広さ、可能性を感じたことはありません。本当に自由で、純粋なものの生々しさがありました。出会いは「人」との間だけにあるものじゃないと思います。モノや景色、「その瞬間」に出会うこと。日常で出会うことのない一瞬に触れること。それが旅の魅力です。
 
旅した国々シリーズ最後の国「トルコ」
この国こそ、僕に旅の魅力を教えてくれた国です。乞うご期待!
 
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