旅した国々シリーズ① オーストラリア
オーストラリア
ここが僕がはじめて降り立った異国の地だった。最初に嗅いだ空気の香りがもう日本じゃないんだと気付かせてくれたことをまだ克明に憶えてる。
2010年春。高校の修学旅行で初海外。英語も満足に話せない高校生の自分がもしはぐれたりしたら、、、終わるな笑。なんてことを考えてました。
僕らがいった頃、オーストラリアは夏の終わりを迎えていた。オーストラリアは南半球なので日本と季節が逆。つまり日本が夏をエンジョイしてる時、オーストラリアンは冬をエンジョイしてるわけだ。陽射しは強い。だけど湿気がほとんどなくてカラッとしてた。同じ30℃でもオーストラリアではあまり汗ばむこともなく過ごすことができる。とても快適。
いろんなことやったけどそのうちの2つをピックアップします。
ブリスベン近郊の動物園(名前を忘れる)にいって動物達と直接触れ合うことができた。小柄なコアラを抱き、イケメンなカンガルーに殴られ、靴ぐらいデカいトカゲにからかわれた。この時、面白いことに気付いた。スタッフさんがコアラを抱っこさせてくれたんだけど、コアラめっちゃびびってんの。すごいしがみつかれた。そのとき気付いた。それはこっちも緊張してて「ビビってる」ってのが伝わるからなんだよ。抱っこする側がガチガチなのに抱っこされる側が安心できるわけないじゃんて。「大丈夫だよー」って感じで支えるといい感じに納まってくれました!これは中々いいことに気付けた。
もう1つ僕がとても気にいったことがある。海だ。ゴールドコーストは市街地がそのままビーチに面している。カフェやショップが浜辺からすぐのとこにある。だから水着に1枚何かを羽織るだけでビーチサンダルなんかで街を闊歩できる。そういう風に街が出来ていることが当時の僕にはとても印象的だった。街が自然に、自然が街にいい感じに溶け込んでいる。それこそがゴールドコーストがサーファーズパラダイスと呼ばれる所以なのかもって今なら思える。
余談だけど当時陸上部だった僕は朝練の名の下に早朝のビーチをチームメイトとダッシュしてました。今となっては良い思い出です笑。
また行きたいな。純粋にそう思う。このときは全てのスケジュールがあらかじめ決まってた。だからただ受け身で廻ってたけど、つぎにいく時は自分で調べて決めて準備してシドニーはもちろん色んな都市を廻りたい。
この前『ファインディング・ニモ』を観た影響で海の中の世界にも興味がでてきました、じわじわと。
まだオーストラリアの魅力の一部分しか見てないのかって思うと、3年前の回顧はこれからへのきっかけなのかな。